デッサンの練習に便利なアプリ【Magicposerの使い方】

・いろいろなアングルから人物を見てデッサンの練習をしたい
・デッサン人形を買わずに絵の練習をしたい
・イラスト初心者なのでキャラクターのポーズがうまく描けない
・いろいろなポーズのイラストを描きたい
・イラストでキャラクターを描きたいけどポーズが立体的に見えない

仕事で絵を描く人や美大受験に向けてクロッキーをする人の中には
このように感じる方が多いかと思います。

デッサン人形は自分の手でポーズをすぐに作れるけどそれを持っていない。

ポーズ集の写真はかっこよく撮影されていているんだけど、自分の欲しいポーズがない場合もある。そしてアングルも決まったもの以外見ることができない。

家族や友達にポーズをとってもらって描くという方法もありますがあまり長時間拘束できない。一人暮らしだった場合絵を練習したいと思ってもモデルになる人がすぐにつかまらず、すぐにできるものではない。

そんな方へ、無料でデッサンを無限に練習できる便利なサイトを紹介します。(2021年3月現在)

この記事を最後まで読んでいただければMagicPoserの使い方がわかるということのみならず、絵の上達のためのちょっとしたお役立ち情報も得られることでしょう。

まずそのサイトの名前は、

このサイトでは3Dの空間にキャラクターのモデルを配置し、自分の好きなポーズを作ることができます。

絵師、美大受験生にも超おすすめです。

Magic Poser マジックポーザー

スマートフォンアプリ版、WEBサイト版 両方ありますが
今回の記事ではWEBサイト版を説明していきます。

絵師、イラストレーターの方でPCで作業することが多い場合こっちのほうがいいと思います。

PCモニターで自宅作業するなら画面に大きく表示できるので見やすいです。

反面、スマホ版は画面が小さくなる分見ずらいとも言えますがどこでも使えることが長所ですね。

美大受験生などで隙間時間にも少しでも多く練習したい場合はスマホ画面で表示してクロッキー帳にドローイングができます。

モバイル版は他の人の作ったポーズも見ることができるようです。

Magic Poserの使い方・基本編

Magic Poser を起動すると、3DCGの空間に男性キャラクターのモデルが立っている画面が表示されます。

ここではこの男性キャラクターを使って基本の操作を説明します。

 


黄色い矢印で光源アングル 回るのボタンで回転マニュピレーターが出ます


キャラモデルを選択すると 黒い球体や立方体が出ます これを選択し移動・回転することででポーズが作成できます。
球体はIK(インバースキネマティクス)で手首や足首の位置を決めると肘や膝が自動で追従してくれるのでその点が楽でいいですね。


走るポーズを作ってみました。


色を変更したり髪も付けられます

様々なポーズを作って絵を描いていきましょう。

 

Magic Poserの使い方・応用編

ここからは応用の利用方法や考え方を紹介します。

複数キャラの配置

左上の「+追加する」のボタンで複数のキャラクターや簡単な3Dのオブジェクトを追加配置できます。

 


走って逃げるキャラクターとそれを追いかけるキャラクター。

漫画などのワンシーンを描くときに参考にできそうです。

 

パースが大きくついた絵の作成に便利


多少であれば遠近差が大きくについた絵も描けます。

画面の手前と奥の差の距離感を強調した絵を描きたいときに参考になります。

 

格闘シーンの練習に


格闘技のようなシーン。こういうポーズはある程度訓練した人でないとできません。
友人知人レベルにできる人がいればモデルになってもらってもいいかと思いますが。
また、実際の格闘技の試合では自分の描きたいポーズを都合よくホイホイ決めてくれることもない。そう考えると非常に便利です。

使用した感想

メリット

・無料で使用できます。
・カメラの位置を自分で決められるため、様々なアングルのポーズを描く参考になります。
・複数のキャラクターを配置できます。そのためちょっとしたドラマのワンシーンのような絵も作成可能です。
・ジャンプ中のアクションなど空中で静止しているポーズも容易に描けるようになります。

デメリット 
正直あまり感じられませんが精度を追求した場合、以下のようなことを感じる方もいるかもしれません。

・体格差などによるキャラのバリエーションが少ない。
・服を着ている場合の、しわの付き方まではイメージしがたいものがある。
・重力などは自動で再現されるわけではない。自分で実際の人体がどうなるかは別に観察する必要はある。

こういったことがデメリット感じてしまうほどクオリティを追求したい方は、、、イメージ力をアップして書けるように頑張りましょう(笑)

たいていのポーズは作れますし、自分の思い通りにカメラアングルを設定できるのでイラストを描く際にたいへん重宝すると思います。

さまざまなポーズをあらゆるアングルから観察し、素晴らしいイラストを描いていきましょう。

 

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