・今は美術やデザインの学部じゃないけど将来は3DCGの業界に進みたくなった
・ダブルスクールでCGを学びたい
このようにお考えの方に向けて記事を書きました。
映画やゲームの3DCGで制作する仕事をしてみたいとおもいながらも現在は別の仕事に就いている方や美術やデザインの学部に在籍していないけどCGの業界に興味を持ち始めた方もいらっしゃることかと思います。
3DCGデザイナーは少し特殊な技術や考え方が必要な職種です。
その3DCGの技術や考えを習得するには専門の指導をしている学校に通うのが近道です。
まとめて必要な技術を教えてくれます。
しかしこうした多くの専門学校は昼だけに授業をしていることが多いです。
すでに社会人であったり、他の専門学校や大学に通っている人にはいきなりそちらに方向転換するのは難しいかもしれません。
ただ、だからといって学べる機会が全くないわけではありません。
現在の仕事や学業を続けながら3DCGを学べる夜間や週末に講座があるスクールを選択する方法もあります。
今回はゲーム業界で3DCGデザイナーとして活動してきた私が夜間や週末の講座のある専門学校、スクールを調べて記事にまとめました。
記事の前半でスクールを選ぶときの最低限見るべきポイントを、後半で3DCGを夜間に学べるスクール3つを紹介していきます。
- 一度3DCGデザイナー以外の職種を選択したけどやはりこの道に進んでみたいと考えるようになった
- 大人になってから映画やゲームのCGの作り方を知って興味を持った
- 会社の業務で3DCGの技術や知見が必要になったので基本的なことをしっかり指導してもらいたい
3DCGを学媚態という方も増えてきて、またその目的も多様化しているかと思います
この記事を読み終えると現在の仕事や学業を続けながらCGを学ぶ際にどの学校がいいか判断できるようになります。
CG専門学校の夜間講座とはどんなものか
CG専門学校の夜間講座はおもに社会人や ダブルスクールをしたい専門学校生、大学生が技術を身に着けるために行われているものです。
例えば代々木アニメーション学院の夜間講座は19:00~21:00の時間帯に授業を行っています。
昼に仕事や学業のある方が通えるような時間設定になっています。
夜間の講座でも基礎から実務レベルの技術を身に着けられるところもありますのでライフスタイルに合わせて学習することができます。
- 昼の仕事や学業を続けながら3DCGを学習できる
- 基礎から応用まで限られた時間内でも身に着けられるカリキュラムになっている
3DCG専門学校で夜間講座を選ぶ前に考えるべきポイント
CGデザイナーになるための技術を夜間講座で身に着けるためには学校を選ぶ前に気を付けるべきポイントがあります。
勉強に使える時間は限られているでしょうから、その限られた時間を有効活用できるように考えていきましょう。
- 最初に目的をはっきり決める
- 情報収集のため、資料請求して各講座の内容を確認する
- 説明会、学校見学などに参加する
- スクールを選択する
以下、順番に解説していきます。
①最初に目的をはっきり決める
まず最初に目的をはっきり決めましょう
仕事ジャンルとして映画、ゲーム、アニメといった中の何をしたいのか。
さらにその中でキャラクターモデリングなのか背景モデリングなのかアニメーションなのか…これくらいの枠組みを最初に決めておきましょう。
就職先に応募する段階でモデラ―志望か、アニメーター志望かなど問われることが多いです。
例えば高校卒業後に3DCGの専門学校の昼間部に進む場合、
入学し 授業が始まってからはしばらくの間は
3DCGの技術のうちモデリングやアニメーションなどを全般的に学んでいくところもあります。
学びながらモデリングやアニメーションなどのジャンルのどこに自分が向いているか考えつつ選択していくことができます。
最初のうちはいろいろな方法を学び、自分の興味や適性をその中から選ぶような感じですね。
しかしすでに社会人の方や、ダブルスクールを考えている方の場合は日々の学習の中で使える時間は限られていると思いますので入学する前によく考えて方向性を定めておいたほうがいいでしょう。
②情報収集 資料請求
あなたの目的が何か明確になったら興味のあるスクールに資料請求しましょう。
この資料というのは各校の学校案内やパンフレットのことですね。
校内の設備やカリキュラムのことが詳しく書いてあります。
複数取り寄せて比較してみましょう。
自分の夢や目的にそのスクールは応えてくれるのかが見えてくるかと思います。
③説明会、学校見学などに参加
学校案内やパンフレットなどを見たことで各スクールがどんな所か少しイメージできてきたかと思います。
次は実際にそのスクールに行ってみましょう。
内部の設備や講師の方がどんな人たちか、生徒の人たちはどんな雰囲気で学んでいるか、など見ることができるかもしれません。
交通の便なども実際に行って確認できるといいですね。
夜間で学ぶ場合には実際の移動時間なども重要になってくるでしょう。
それら気になる要素はすべて確認しておきましょう。
④スクールを選択する
- 最初に目的をはっきり決める
- 情報収集のため、資料請求して各講座の内容を確認する
- 説明会、学校見学などに参加する
上記までの3つの項目をやってみて、自分のやりたいことと見てきたスクールがマッチしていそうだと思えたらそのスクールに申し込んで講座に参加しましょう。
CG専門学校で夜間にも学べるスクール3選
下記の三校はMAYAによるモデリングやアニメーションを学べます。
業界で必要な基礎はカバーしていると言えるでしょう。
ヒューマンアカデミー
公式サイトはこちら;ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーの特徴
- 全国五か所に校舎がある
- オンラインコースもあり
- 定期的に企業のCGデザイナーの講義がある
- MAYAによるモデリングやアニメーションに加え、ZBrushやテクスチャリングなど目的に応じたコース選択が可能
ヒューマンアカデミーではMAYA、3dsMax などのソフトウェアでモデリングやアニメーション制作を学びます。
Zbrushなどより専門的なことを学びたい場合はそちらのコース選択も可能です。
実際に企業のCGデザイナーとして活動している方が定期的に来校して授業を行うので業界の生きた知識と技術が学べます。(講義の頻度などは直接問い合わせてみましょう)
ヒューマンアカデミー
- CGの講座 :3DCGデザイナー養成講座、ZBrush講座コース、CGモデリング/CGアニメーション オンライン講座 など
- 所在地 :札幌、仙台、秋葉原、京都、大阪、など
ヒューマンアカデミーの3DCGはコースが多いので資料請求して確認してみましょう。
無料で手に入れることができます。
代々木アニメーション学院
公式サイト:代々木アニメーション学院
代々木アニメーション学院夜間部の特徴
- 幅広い学習目的で利用可能
- 年代を問わず3DCGを学ぶことができる環境
- 基礎から学べるが特にアニメーション向けの3DCGが学びやすいカリキュラム
代々木アニメーション学院にも夜間の3DCGの講座があります。
2022年現在、MAYAによるモデリング、アニメーション作成、レンダリングを学ぶことが出来る講座になっています。
2Dのイラストレーターやアニメーターの方が3Dを学んでいたり
セカンドキャリアのスキル習得として参加している人もいます。
会社の業務で3DCGをやることになったので学びに来たという方もいるそうです。
代々木アニメーション学院
- CGの授業 :3DCGコース(夜間)
- 所在地 :東京
代々木アニメーション学院のパンフレットはおしゃれで見ているだけでも楽しい気分にさせてくれます。
こちらのボタンから資料請求してみましょう。
HAL東京
公式サイト:HAL東京
HAL東京の特徴
- 週3回、二年間で夜間にもしっかり学べる
- 基礎から応用までレベルの高いスキルを時間をかけて身に着けられる
- CG業界への転職サポートが手厚い
HALではCG映像学科で夜間講座で二年間学びことができます。
一年目ではベーシックなところからしっかり技術を身につけ、2年目にアニメーションや映像コンポジットなどといった専門的な部分を深めていくカリキュラムです。
決まった曜日に通うことができるなら技術を高める場として適しているでしょう
ポートフォリオの制作指導や面接対策などサポート体制も充実しているので転職も安心して進められそうです。
HAL東京
- CGの学科:CG映像学科 夜間部(2年制)
- 所在地 :東京、大阪、名古屋
HAL東京の校内の様子を見るにはパンフレットがあるとわかりやすいです。以下のボタンから資料請求してみましょう。
CG専門学校 夜間講座で学ぶ以外の選択肢➔オンラインスクール
ここまで読んでいただいた方で夜間の講座なら行ってみてもいいかな、と思った方は検討していただければと思います。
しかし中には夜間講座も自分のライフスタイルにはあってないかも…と感じている方もいるかもしれません。
そしてこれは申し訳ないのですが3DCGを学べるスクール自体が特定の都市部に集中しているため紹介できるスクールの数が限られておりまして…。
そもそも近くになくて通えない、移動時間を考えると厳しい、という方もいることかと思います。
そういった方はオンラインスクールを利用する選択肢もあります。
- デジハリオンライン
- TECH STADIUM(テックスタジアム)
- ヒューマンアカデミー
各スクール解説いたします。
デジハリオンライン
公式サイトはこちら:デジハリオンライン
デジハリオンラインでは8か月でMAYAや3dsMaxなど3DCGの基礎からプロレベルの技術を学べます。
総合的にMAYAなどを学べる講座のほかに スカルプティングのためのZbrush講座、
NUKEやHoudiniといった映画制作で使われるソフトウェアの使い方を学べる講座など バリエーションがあります。必要に応じて選択することでより高度な技術を身に着けられるでしょう。
TECH STADIUM(テックスタジアム)
TECH STADIUM(テックスタジアム)公式サイトはこちら:Maya、モデリング、アニメーションを学べるオンラインスクール
TECH STADIUM(テックスタジアム)はゲーム向けの3DCGを学べる完全オンラインのスクール。
エフェクト制作、モデリング、アニメーションのコースを1つ選択して自宅で学習できます。
MAYA、Zbrush,Substance3Dpainter など業界で必要な技術はカリキュラム内にカバーされています
就職が成功すれば学費が返金されるシステムもあります。
詳しくは以下のボタンから無料のオンラインカウンセリングを受けてみましょう。
ヒューマンアカデミー
公式サイトはこちら:ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーでは夜間、週末の講座に加えてオンライン授業も行われています。
モデリング、アニメーションのどちらかに狙いを絞って学習できます。
学習期間も基礎コース6ヶ月、応用コース6ヶ月と用意されています。
CGソフトの使い方の基本がわかる人などは最初から応用コースだけ選択して学費を節約することもできそうです。
CG専門学校の夜間授業をうまく使ってCGデザイナーになろう!
以上夜間にも学べるCGスクール3選と選ぶポイントの紹介でした。
合わせて夜間の通学が難しい場合のためのオンラインCG講座の紹介もしました。
夜間学部への通学が難しい場合➔オンライン講座を利用する
- デジハリオンライン
- TECH STADIUM(テックスタジアム)Maya、モデリング、アニメーションを学べるオンラインスクール
- ヒューマンアカデミー
昼間に学業や仕事がある方の場合学習の時間は限られているかと思います。
夜間講座などをうまく利用することで効率よく必要な技術を学んでいけます。
目的をはっきり定めて夢を実現させましょう!
業界への就職、転職は情報収取がカギです。
まずは紹介した各スクールの資料請求は必ずやっておきましょう!