【Premiere Proの 使い方】 超・初心者向け。

Premiere Proの使い方

Premiere Proの使い方を知りたいっす~。

自分、超初心者っすけど大丈夫っすかね?

 

今回はPremiere Proで動画制作する方法を解説します。

だれでもSNSで画像や動画を楽しんでいる昨今、自分でも動画を作ってみたい!と思う人も多くなっています。

動画制作、映像編集にはPremiere Proが多くの場合使われていますが、実際に使うとなると難しいんじゃないのかな?と思う人もいるかもしれません。

Premiere Proの操作は非常に簡単で初心者にもわかりやすく直感的に動画編集できるようになっています。

筆者の私も3DCGでレンダリングした映像を編集するときに使っていましたが特に悩むこともなくスムーズに編集作業ができていました。

この記事では超簡単なミュージックビデオ風の動画編集をしつつ、Premiere Proの超基本的な使い方を解説していきます。

PremireProの中には非常に多くの機能が搭載されていますがこの記事を土台としてモチベーションを高めてくれたら幸いです、

 

 

Premiere Pro のインストール

 

PremierePro ←はこちらから

Premiere Proはだれでも簡単に動画編集ができるようになるソフトです。

体験版は7日間無料なので使ってみたいという方はインストールしてみましょう!

有料版はPremiere Pro単体が 2728円/月 、

他のソフトも使えるコンプリートプランが6480円/月 です。

(上記の料金は税込みで、2022年5月の時点の情報です。)

 

Premiere Proの使い方:準備編

最初にPremiere Proで編集作業に入る前に新規プロジェクトやシーケンス、素材の準備をしましょう。

  • 新規プロジェクトの作成
  • 映像、音声などの素材をインポート
  • シーケンス作成

上記の下準備をすることで動画を作成することができるようになります。

以下順番に解説していきます。

新規プロジェクト作成

新規プロジェクト

Premiere Pro を立ち上げたら画面左上にある新規プロジェクト(上記画像では青い楕円形アイコン)をクリックして新規プロジェクトを作成しましょう。

 

プロジェクト命名

上記画像の左上のプロジェクト名の窓にプロジェクト名を記入します。ここでは「test_001」としました。

とりあえず他はデフォルトで右下の作成ボタンを押します。

 

開始画面

新規プロジェクトが作成されると上記のような画面になります。

 

映像、音声などの素材をインポート

インポート画面

映像や音声など、使う素材のインポートをします。

メディアブラウザ―パネルという画面左下のパネルの中にインポートっしていきます。

インポートの方法はいくつかあります。

  • ファイル>読み込み で素材のファイルを選択、
  • Ctrl+I で素材のファイルを選択、
  • パネルの余白部分でダブルクリック、
  • 右クリック>読み込み
  • フォルダからパネルにダイレクトにドラッグ

…といくつも書いてしましましたがここでは一番手軽と思われる

  • フォルダからパネルにダイレクトにドラッグ

でインポートします。

素材インポート

使う素材はまとめてインポートしてしまいましょう。

因みに今回使用する素材は以下のように準備しました。

  • 映像素材 … ゲームエンジンであるUnrealEngineの3DCGの背景アセット素材をもとに筆者がカメラワークを付けて映像制作
  • 音楽素材 … Bensound というロイヤリティフリーな楽曲配布サイトからダウンロード

https://www.bensound.com/

Music: https://www.bensound.com/royalty-free-music 

« Better Days » from Bensound.com

曲名はBetter Days というものを一部使わせていただきました。

映像素材のほうは3DCGです。

「山がいい感じなライティングで映されている映像、しかもロイヤリティフリー」という条件のものがイメージ通りに見つからなかったため探すのが面倒になってCGを利用したという感じです。

時間をかけてちゃんと探せば出てきたかもしれませんが今回はこれで進めてしまいます…(笑)

 

シーケンス作成

シーケンス

続いてシーケンスの作成です。

メニューバーの ファイル>新規>シーケンス と選択するか、Ctrl+N で 「ARRI  1080p  29.97 」 を今回は選択します。

ARRとは映画で主に利用されるフォーマットで、1080pは解像度、29.97はフレームレート。

今回は練習なので正直言うとなんでもいいですが、今後ご自身が制作する機会が多そうな形式を石井しておくといいかもしれませんね。

(仕事で試作する場合は、制作するメディアやプロジェクトの方針によって決められているので確認しましょう)

新規シーケンス名を決めてOKを押せば作成されます。

シーケンスが作成されると タイムライン上に素材を配置して編集できるようになります。

 

シーケンスってなんだ??

perfume pro におけるシーケンスとは作業机とか作業用の台のようなものだと言われています。

sequence  という単語の意味を検索してみると 連続するもの、ひと続きの物、順番、並び、という説明が出てきます。

また映画の世界でもシーケンス、シークエンスという言い方をするものがあり、「映画の中でいくつかのショットから構成される1つのエピソード、ひと続きの場面」という意味で使われています。

PremiereProではタイムライン上に映像素材や音声素材をならべて1つの動画を作っていきますので、そのように素材を並べて編集するための作業場所‥という感じでとらえておけばいいのではないかと思います。

 

 

Premiere Proの使い方:タイムラインで編集

ここから編集作業に入ります。

 

動画・音声素材をタイムラインに配置

素材の配置

タイムラインにインポートした動画素材、音声素材をすべてドラッグ&ドロップします。

 

クリップの不一致に関する警告…というメッセージが出る

クリップの不一致

シーケンスの設定と動画クリップ素材でフレームレートなど、設定が異なるものがある場合、以下のようなメッセージが出ることがあります。

「このクリップはシーケンス設定と一致していません。クリップに合わせてシーケンスを変更しますか?」

今回シーケンスのフレームレートを29.97fpsにしたので3DCGの5つの動画素材のほうも全種類29.97fpsにしたはずだったのですがそのうちのが30fpsになっていました。

そのためこのウィンドウが出た状態で「シーケンス設定を変更」「現在の設定を維持」のどちらかを選ぶようなメッセージが出てしまいました。

シーケンスの設定と素材のほうで条件が異なるとなにかしら映像的な不具合が発生する場合があるかもしれませんので動画素材を用意する際は注意しましょう!

(*どちらを選択しても一応後に続く編集作業はできます。しかし商品として映像作品を作る際はプロジェクトの仕様や方針を確認し問題がおこらないようにしましょう)

 

動画素材の不要部分をカットする

カット

用意した動画素材の中で、不要な部分がある場合もあるかと思います。

そんなときはタイムライン上で不要な部分があるところにカーソルをあわせ、ツールバーのレーザーツール(razor:剃刀のこと)を選択しましょう

すると動画素材の不要な部分が切り離されます。

 

カット後

カットした不要部分は削除し、間を詰めてしまいましょう。

(この作業はタイムライン上の不要部分にカーソルを合わせたのちにQキーを押すとカットとタイムラインの隙間を詰める作業を一度に行ってくれるので便利です)

 

音声素材の編集

音声素材の配置

音声素材もタイムラインにドラッグ&ドロップし(画像↑)、長すぎるのでカットしました。(画像↓)

音声のカット

 

 

 

音声の編集

音声素材はグラフを表示して音量などを編集することもできます。

  1. タイムライン上の音声素材の枠下部分をドラッグして下に引っ張るとグラフが拡大されます。
  2. タイムラインのカーソルを音量調整したいところに合わせて②の赤枠内の楕円形のアイコンを押すとキーを打てます。
  3. タイムライン上で木のーの位置を上下させれば音量を調整できます。上記画像では音がフェードイン/アウトするようにしました。

 

テロップの挿入

 

テロップ

ツールバーのTのアイコンを押すとテロップなど記入することができます。

タイムライン上で表示できるタイミング、画面上でテロップの位置など調整します。

 

 

Premiere Proの使い方:エフェクト

ディゾルブ、クロスディゾルブ

動画素材にエフェクトを設定することもできます。

画面右側にエフェクトの項目があり、その中には多数のエフェクト機能が用意されています。

ここではディゾルブとクロスディゾルブを設定してみましょう。

  • ディゾルブ:フェードイン/アウトの効果を設定する
  • クロスディゾルブ:動画素材の並びの間に配置するとカットの切り替わりで次第に前のカットが不透明になりつつ次のカットに切り替わる

他にもいろいろな特殊効果がありますので後々解説していきたいと思います。

 

Premiere Proの使い方:書き出し

ここまで動画の編集を行ってきました。

最後にここまで編集した動画を、動画データとして書き出す必要があります。

その手順を解説します。

 

アウトをマーク

アウトを設定

タイムライン上で動画の終点となる部分にカーソルを合わせ、右クリックしてアウトをマークします。

これで動画の終了するタイミングを設定できます。

 

書き出し設定

書き出し設定

書き出し設定画面を開きます。

この画面へのアクセスは以下の手順でできます。

  • 画面左上の「読み込み」「編集」「書き出し」と並んでいるうちの「書き出し」を選択
  • メニューバーのファイル>書き出し>メディア(M)
  • Ctrl+M

 

ファイル名の窓内にファイル名を記入、場所で保存先を決定します。

書き出しの設定はいろいろな種類がありますがひとまず以下のようにしました。

  • プリセット:高画質1080p HD
  • 形式   :H264

 

設定が完了したら右下の書き出しをクリックします。

これで以下のような3DCGの風景を移すだけの動画が書き出されました。(ブログにアップする段階ではデータ容量を軽くする目的でサイズ縮小しました)

 

 

 

まとめ:Premiere Proは初心者でも簡単に映像編集できる!

今回はPremiere Proの使い方の超初心者向けの解説でした。

基本的な操作を通じて「こんなに簡単に動画って作れるもんなんだ⁉」と思ってもらえるように極めてシンプルな解説にしてみました。

もちろんここで紹介した以上に、ツールやエフェクトの編集方法は多数存在します。

「このタイミングで次のカットに切り替わったほうがテンポがいい」

「こういうテロップを入れると雰囲気が出る」

など編集上のコツなども無数にあります。

この記事からスタートしてそれらのコツを身に着け、より洗練された動画制作を行ってみてください!

 

 

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