【Blender の 使い方・超基礎編】食器のテクスチャ作成【初心者向け】

  • 2020年12月14日
  • 2021年5月23日
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こんにちは。Blender研究中の舟湯です。

この記事では前回のブログでUV展開したどんぶりにテクスチャを設定していきたいと思います。

Photoshopを使用します。
(*ここで使用しているBlenderのバージョンは2.83です)

白い陶器のどんぶり でテクスチャ作成

①donburi_renge.png をPhotoshopに読み込みます。
(↓画像はクリックで拡大)

②レイヤー1で何もないところをWを押し範囲選択、Ctrl+Shift+I で選択範囲を反転します。
メッシュのUVが範囲選択されますので、その範囲内を白系の色で塗りつぶします。

③一度”少しグレーがかった白”でテクスチャとして使用してみます。
Photoshopのメニューから ファイル➔書き出し➔PNGとしてクイック書き出しでPMGファイルを作成します。

④ここで一度、Blenderに戻りましょう。Blenderでどんぶりのモデルデータを開いてください。
どんぶりのメッシュを選択した状態でPropatiesウィンドウのmaterialタブを選択します。
その後BaseColorの〇を押し、ImageTextureを選択します。
フォルダのマークのOpenを選択し、さきほどPhotoshopから書き出したPNGファイルを選択します。

⑤・・・テクスチャデータの上では設定されているのですが、さすがに白一色ではテクスチャがあるように見えませんね・・・。

白い陶器のどんぶりであれば白一色でもいいような気もしますが、現実の空間では食器は使っていくうちに多少でも色が変化していきます。その変化を感じさせるテイストを入れていきましょう。

どんぶりの質感を出そう

https://www.textures.com/
こちらのサイトでは商用可能なテクスチャ画像が多数提供されています。
無料で一日にDLできるファイル数は限られていますが今回はこちらから一点画像をダウンロードします。
陶器らしいテクスチャ画像は見つからなかったので大理石のような画像を使用することにしました。(私はPremium登録をしていないので解像度512×512の画像をダウンロードしました…。)

⑦ダウンロードしたテクスチャをクリッピングレイヤーで重ね、どんぶりとれんげのフチにあたる部分に明るめの白を描きこみ、陰影も少し入れてみます。

完成・別パターンのテクスチャ作成

⑧調整したテクスチャをもう一度Blenderで読み込んでみます。少しはどんぶりらしい質感になったかと思います。

⑨色と模様をつけて別のパターンを作ってみました。ローポリでは角が目立ってしまいますが今回は接近して映すことはないオブジェクトなのでこれで完成とします。

次回は SubstancePainter によるテクスチャ作成を解説いたします。

今回も最後まで見ていただきありがとうございました!

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