CGデザイナーになりたいけどどうすればいいんでしょう…?
どこで学べばCGデザイナーになれるんだろう?
このようにお考えの方へこの記事を書きました。
年々需要の高まる3DCGデザイナー。
従来の映画、ゲーム、アニメの各ジャンルに加えメタヴァースVR,プロジェクションマッピング、と世界がどんどん広がりをみせています。
壮大で美しい世界、かっこいいorかわいいキャラクター、びっくりする映像ギミック。
そういった作品に触れるうちに自分もCGデザイナーになってそんな作品を作りたいと思うようになった人も多いかと思います。
3DCGは特殊な技術が必要な職種なので専門的な指導をしてくれる学校で学ぶことが近道です。
私はこれまでCGデザイナーとして活動してきて、多くのCGデザイナーたちと仕事をさせていただきました。
そのときにそれぞれのCGデザイナーがどのように3DCGのスキルを学んできたかなども聞いていました。
そのためそういった経験が役に立つのではないかと思いこの記事を書きました。
この記事では、そんな方のためにCGデザイナーになれる専門学校とCGスクール12校を紹介いたします。また、どのような基準でCGの専門学校を選べばいいのか、正しく選ぶ方法も解説していきます。
記事の前半では専門学校の選び方とCGデザイナーになれるおすすめの専門学校12校を紹介します。
後半ではCGデザイナーの仕事内容や専門学校に対してよくある疑問とそれに対するアドバイスなどをしています。
これを読めばどのように専門学校を選べばいいか、またどのように3DCGのスキルを学べばいいかがわかりますのでぜひ最後まで読んでいただければと思います。
CGデザイナーになるために:専門学校の選び方
この記事ではおすすめのスクールを紹介しますが、そのまえにものすごく大事なことを2つお伝えしたいと思います。
3DCGの専門学校を選ぶときに大事な二つのこと、それは以下の二つです!
- 情報収集
- 各専門学校の比較検討
あとこのほかにも学校説明会に参加して実際に学校を見てみたり、自分が本当にやりたいことは何か考えたり、業界の動向をチェックしてどんなスキルが必要かなど分析することも大事です。
しかしまずは第一歩として、各専門学校の情報収集(資料請求)とそれぞれの学校の比較検討から始めましょう!
必ず資料請求してしてよ~く検討したうえでどの専門学校に進むか決めましょう。
専門学校の資料請求は無料ですので、できれば複数の学校に資料請求して比較検討することが望ましいです。
複数の学校の情報を得て比較検討することで自分に最適の学校を選ぶことができるものです。
そのような声がきこえてきそうですね。そのお気持ちはわかります。
しかし、この記事の冒頭でお伝えしたようにひと口にCGといっても ゲームのCG、映画のCG,アニメのCGなどいろいろなジャンルがあります。
またあなたの現在の状況や目指す企業によって適した学校も変わってくるかと思います。
・現在高校生。アニメやゲーム開発に関心があるので、そのためのCGを学びたい!➔ ゲームやアニメのCGの授業が充実しているアミューズメント総合学院
・高レベルな映像制作技術をマスターして映画のCGを作りたい!➔ 映像むけCG制作のカリキュラムが強いデジタルハリウッド
・今は社会人で転職のために仕事を続けつつも学びたい!➔ 仕事の後で夜間に学べるヒューマンアカデミーやすべてオンライン授業のテックスタジアム
このように将来の目標と現在の状況なども考えて選ぶようにしましょう。
あなたの将来の目標・現在の状況と、専門学校で用意されているカリキュラムのマッチングが非常に大事だというわけです。
焦って決める必要はないのですが早いうちに目標を定めて動き出したほうが学習に使える時間も増えるというのもまた事実… ですのですぐに申し込む必要はありませんが資料請求などの情報収集は早めにしておいて先に考えておくことをおススメします。
複数の学校に資料請求➡比較検討して自分の目的に最適の一校を選びましょう!
まぁ、この記事で紹介している12校すべてに資料請求しなくとも構いませんがひとまず3~4校くらいは資料請求して比較してみたほうがいいのではないかと思います!
「複数の専門学校に資料請求しまくっても行く学校は結局一校だけ。だから選ばなかった学校にはもうしわけないことになってしまうんじゃないか?」
このようにお考えの方もいるかもしれません。
しかし専門学校選びはあなた自身の将来の夢を決めるための重要な第一歩でもあるのです。
そんなことを気にする必要はありません。
確かにあなたに選ばれなかった専門学校の関係者の方たちは残念に思うかもしれません。
しかしあなた自身がしっかり考え抜いて出した答えであればそれはそれでいいのです!
誰にもそれを止める資格はありません。
むしろ他の専門学校のスタッフの方もエールを送ってくれることでしょう。
ぜひしっかり情報収集しまくってあなたがCGデザイナーになるための最適な専門学校を選びましょう!
CGデザイナーになれる専門学校おすすめ12校
ではここからCGデザイナーになれるおススメの専門学校・スクールを12校ご紹介していきます。
記事の作成後に変更されている場合もありますので各学校のパンフレットなどを見て確認していただければと思います。
今回この記事でご紹介する12校は以下の通りです。
- アミューズメントメディア総合学院
- ヒューマンアカデミー
- 代々木アニメーション学院
- テックスタジアム
- デジタルハリウッド
- バンタンゲームアカデミー
- 東京コミュニケーションアート専門学校
- 日本工学院
- HAL東京
- 東京工学院
- 日本電子専門学校
- 東京デザイナー学院
アミューズメントメディア総合学院
公式サイト:アミューズメントメディア総合学院
アミューズメントメディア総合学院の特徴
- ゲーム開発とアニメ制作のための実践的なCGスキルをマスターできる
- 企業とコラボで実際の商品としてのゲーム開発をする授業がある
- 3DCGの基本から現場で使えるスキルまでを2年間で身に着けることができる
- ゲーム、アニメの企業とのコネクションが強いため就職に有利
アミューズメントメディア総合学院のカリキュラムではデッサンなど基本的な表現技術から企業で活躍できるプロレベルのスキルまで身に着けることができます。
3DCG以外にゲーム系ではゲームクリエイターやプログラマー、アニメでは声優の学科もあります。
その各学科とコラボしてゲーム開発・アニメ制作をする実習タイプの授業もあるので開発の現場を意識しながら学んでいくことができます。
実習が多いのでこの専門学校出身の方はすぐに現場になじめている印象です。
授業内容も実践的で、企業とのつながりもあるので就職を意識したときにかなり有利になるでしょう。
- 基礎から実践的なスキルまで2年間でマスターしたい
- アニメやゲームの3DCGに興味がある
- 企業とコラボしつつ使えるスキルを勉強したい
- 所在地 : 東京恵比寿、大阪市淀川区
- CGの学科 : ゲーム・アニメ3DCG学科
パンフレットには実際の授業の様子が写真でわかりやすく紹介されています。
無料なので資料請求してみましょう。
代々木アニメーション学院
公式サイト: 代々木アニメーション学院
代々木アニメーション学院の特徴
- アニメーション制作、ゲーム開発のための3DCGを学ぶことができる
- 長年のアニメ制作指導で培われた高レベルな授業
- 夜間講座でもMAYAの基礎からモデリング、アニメーション制作のスキルまで学ぶことができる
- 学生・社会人を問わず3DCGのスキルアップができる
日本の代表的なコンテンツであるアニメ。
今や手描きのアニメーションともに3DCGもアニメ制作には欠かせない表現技法となっています。
代々木アニメーション学院で3DCGスキルを身に着けて世界に愛されるアニメ作品を作れるスキルを学びましょう
アニメーション学院という名前の通りアニメ業界への就職も強いですがゲーム業界へ進み3DCGをやっている人もいます。
夜間部ではダブルスクールの学生や3DCGデザイナーへの転職希望の社会人、動画配信のためや趣味として3DCGを学ぶなど様々な目的を持った方が受講されているようです。
- アニメーション制作、ゲーム開発のための3DCGを学びたい
- 美麗なアニメを制作して多くの人を感動させたい
- 夜間コースで3DCGスキルを身に着けたい
所在地 :東京、池袋、大阪、名古屋、福岡、金沢、夜間の3DCGコースは東京校のみ
3DCGを学べる学科 :ゲーム総合学科、アニメ3DCG科、モデリング科、3DCGコース(夜間)
代々木アニメーション学院の学校案内はお洒落で見ているだけでも楽しいです。
こちらも無料なのでぜひ資料請求してみましょう!
ヒューマンアカデミー
公式サイト : ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーの特徴
- 企業とコラボレーションして開発する機会があり実際の仕事を意識しながらスキルを身に着けることができる
- 札幌、仙台、秋葉原、京都、大阪と東京以外でも3DCGを学べる校舎がある
- 夜間の講座やオンライン授業もあるため社会人でもライフスタイルに合わせて学習できる
- 就職・転職フェスタで就職転職をサポートしてくれる
ヒューマンアカデミーではゲーム開発向けの3DCGを学ぶことができます。
3DCGデザイナー養成講座は札幌、仙台、秋葉原、京都、大阪と日本の各地で開講されています。
オンラインでの講座もあるので学習時間の調整がしやすく、あなたのライフスタイルに合わせて学び方を決められます。
社会人の方の転職、学生の方にはダブルスクールでの利用している人も多いです。
社会人の方で3DCGデザイナーに転職した方がこちらに通っていたようです。
- オンライン授業で実践的なスキルを身に着けたい
- 3DCGを学びたいが都心部に通うことが難しい
- 仕事をしながら3DCGを学びたい
- 所在地 : 札幌、仙台、秋葉原、京都、大阪 など
- 3DCGの講座 : 3DCGデザイナー養成講座、ZBrush講座コース、CGモデリング/CGアニメーション オンライン講座 など
学生の就職にも社会人の転職にもおすすめのヒューマンアカデミー。
資料請求は無料ですので見てみましょう!
デジタルハリウッド
公式サイト:デジハリオンライン・デジタルハリウッド大学
デジタルハリウッドの特徴
- デジタルハリウッド大学では4年間で3DCGの基礎からプロレベルのスキルまで習得できる
- デジハリオンラインでは8か月でMAYAや3DsMaxなどのソフトの使い方をマスターすることができる
- NUKEやHudiniといった映画製作に必要なソフトウェアのスキルも学べる
デジタルハリウッドでは4年制のデジタルハリウッド大学と、8か月オンラインコースで学べるデジハリオンラインがあります。
デジハリオンラインではMAYAや3DsMaxの基礎から就職に必要なスキルまで学ぶことができます。
必要に応じて映画製作に必要なソフトウェアであるNUKEやHoudeiniの使い方を学ぶ授業も選択できます。
デジタルハリウッド大学では4年制の授業です。 デッサンなどのコアスキルからCGの学習に必要な数学の理論や英語などの語学、教養科目の授業もあります。
海外での活動などを考えている方にはおすすめです。
基礎から初めてプロ級のスキルを本気で身に着けたい方にはデジタルハリウッド大学が適していることでしょう。
- 8ヶ月で集中的に高レベルなスキルを身に着けて転職したい人
- 映画やゲームのCG制作を学びたい人
- 4年間でCGの基礎から徹底的に学んで活躍したい人
- 自宅から映画製作のためのCG を学びたい人
デジタルハリウッド
- 所在地 : 東京本校、大阪本校 など
- 3DCGの学科 : デジタルコミュニケーション学部・デジタルコンテンツ学科、3DCG総合本科 など
TECH STADIUM(テックスタジアム)
TECH STADIUMの公式サイト: Maya、モデリング、アニメーションを学べるオンラインスクール
TECH STADIUM(テックスタジアム)の特徴
- 全ての授業をオンラインでうけられる
- 短期集中で3DCGデザイナーになるためのスキルを学ぶことができる
- VFX(エフェクトのCG)の授業では二か月¥90,000
- モデリング、アニメーションの授業では¥120,000でそれぞれ学ぶことができる
- 就職・転職に成功すると授業料金が返還される
テックスタジアムでは主にゲームで使われる3DCGを学ぶことができます。
学習期間は2~3ヵ月と短期ですが 3DCGデザイナーの活動現場で求められるスキル内容が凝縮されています。
例えば3Dモデラ―が扱うソフトはMAYA,ZBrush,SubstancePainter,などですがテックスタジアムのモデリングコースではそれらをすべてカバーしています。
VFX(エフェクト)コースでもMAYA,Photoshop、Unity,Aftereffectsとゲームエフェクト制作に必要なスキルを学習することができます。
通学タイプの専門学校などとは異なり、授業はすべてオンラインで完結します。
専門学校を運営するには建物などの設備の維持管理費が必要になりますが、オンラインスクールの場合はそういった費用が必要ありません。
そのため授業料をリーズナブルに設定することができているのだと思われます。
そのぶん実際のゲーム開発の現場で必要とされる要素を厳選して授業内容に落とし込んでいるのでしょう。
計画的に利用すれば短期間でリーズナブルにスキルを身に着け就職できますのでかなりお得な講座になるでしょう。
- 短期間で就職、転職を決めたい人
- 全ての授業をオンラインで受けたい人
- 学習ペースを自分で管理できる人
- ゲーム開発のための3DCGで、モデリング、アニメーション、エフェクト制作などやりたいことをはっきり決めている人
TECH STADIUM(テックスタジアム)
- 所在地 : 講座はすべてオンライン
- 3DCGの授業 : VFXコース、3DCGコース、アニメーションコース
テックスタジアムには紙の学校案内はありません。
オンラインのカウンセリングを予約して、より詳しい内容をスタッフの方に聞いてみましょう。
バンタンゲームアカデミー
公式サイトはこちら: バンタンゲームアカデミー
バンタンゲームアカデミーの特徴
- 現役の経験豊富なCGデザイナーが講師を担当講師
- 未経験からスタートしてもゲーム、アニメ業界で活躍できるレベルにまでなれる
バンタンゲームアカデミーでは現役3DCGデザイナーが講師を担当しています。
講師が専業という人たちではなく、制作・開発の現場で活動している人たちです。
そのため制作・開発に必要なリアルなスキルや発想を学ぶことができます。
学校によっては現役CGデザイナーが講師をやっているといっても特定の時期だけだったりする場合がありますがバンタンゲームアカデミーの場合は年間を通じてCG現役デザイナーの指導を受けることができるのです。
企業監修の講義があり、そこでもやはり第一線で活躍するCGデザイナーが指導してくれます。
ゲーム学部とアニメ学部の中にあるゲームグラフィック総合、3DCGクリエイター専攻、CGアニメーション総合、CGアニメーター専攻 の各学科で3DCGデザイナーになるための授業を行います。
- 第一線で活躍するCGデザイナーから指導を受けたい
- 有名企業CGデザイナーのスキルを学びたい
バンタンゲームアカデミー
- 所在地 : 東京、大阪、名古屋
- 3DCGの学科 : ゲームグラフィック総合(3年制)、3DCGクリエイター専攻(2年制)、CGアニメーション総合(3年制)、CGアニメーター専攻(2年制)など
東京コミュニケーションアート専門学校
公式サイト: 東京コミュニケーションアート専門学校
東京コミュニケーションアート専門学校の特徴
- 元ディズニー所属のCGアーティストによる授業がある
- 大手企業とコラボして開発実習をする授業に参加できる
- 環境のいい場所に校舎がある
東京コミュニケーションアート専門学校では、ディズニーアニメにCGアーティストとして数々の名作に携わった方が指導をする授業があります。
ゲームの分野では大手有名企業とのコラボレーションで実際にゲームを作ることもでき、かなり高度なカリキュラムです。
合同の企業説明会には年間150社以上の企業からスタッフが来校し、ポートフォリオを見てくれます。
自分の作品が企業のCGデザイナーや採用担当者の目に直接触れる機会が多いので就職を意識する場合かなり有利になるでしょう。
東京コミュニケーションアート専門学校のある街は、近くに東京ディズニーランドや葛西臨海水族園などもあり景観も美しいです。
街の中を歩いているだけでもCGデザイナーとしての完成が磨かれていきそうですね。
3DCGクリエーター専攻(3年制)、VFX・CG・映像マスターコース(4年制)があります。
VFX・CG・映像マスターコースでは4年間で高度専門士の資格が取得できます。
- ゲーム・アニメ制作企業の現場リアルを意識した授業で学びたい人
- 環境のいい場所で学びたい人
東京コミュニケ―ションアート専門学校
- 所在地 :東京都江戸川区
- 3DCGの学科 :3DCGクリエーター専攻(3年制)、VFX・CG・映像マスターコース(4年制)
日本工学院
公式サイト :日本工学院
日本工学院の特徴
- 広いキャンパスで最先端の設備を用いて学ぶことができる環境
- 海外で活躍する3DCGデザイナーから授業を受けることができる
日本工学院は 東京では蒲田と八王子、北海道では登別に広大なキャンパスを構え、その中に最先端の設備を備えている専門学校です。
例えばモーションキャプチャールームは空間が大きく作られているので学内ので使用だけではなく外部の映像制作会社やゲーム会社が収録に来たりするほどです。
外部の制作会社が使用するほどの設備なので、実際の現場に近い環境で高度な技術を身に着けることができると言えるでしょう。
海外で活動している3DCGデザイナーの授業もあります。
日本にいないときもありますがそういう場合はオンラインでシアルタイムの講義を受けられます。
- 海外の第一線で活躍するCGデザイナーから指導を受けたい人
- 大手企業も使うような最先端の設備で学びたい人
日本工学院
- 所在地 :東京蒲田、東京八王子、北海道登別
- CGの授業 :CG映像学科
HAL東京
公式サイト:HAL東京
HAL東京の特徴
- レベルの高い設備が多数用意されている
- 東京、名古屋、大阪、パリに校舎がある
- 海外で活躍するCGデザイナーから授業を受けられる
HAL東京の在校生は 様々なCGのコンテストで受賞をしている人が多いです。
卒業制作で作られたCGの映像作品を見たことがありますが本当に学生の作品か?と思ってしまうほどの出来栄えでした。
海外で活躍しているデザイナーからの授業があったり、卒業旅行も海外に行けたりと日本国内外の新しい表現方法を取り入れているので幅広い視点からあなたのスキルを伸ばしていくことができるでしょう。
4年制の学科では大学卒業と同じ資格である高度専門士の資格も得ることができます。
- ハイレベルな講師からCGデザイナーとしての技術を学びたい
- 国内、海外の最先端の技術を見て学びたい
HAL東京
- 所在地 : 東京、大阪、名古屋、パリ
- 3DCGの学科 : CG・デザイン・アニメ4年制学科 CG映像コース(4年)、CG学科(2年)、CG映像学科 夜間部(2年制)
東京工学院専門学校
公式サイト:東京工学院専門学校
東京工学院専門学校の特徴
- CGクリエーターコース、大卒コースがあり3DCGの専門的なスキルに加えビジネスに必要な教養も同意に身に着けることができる
- 3DCG以外にも多数の学科があり様々なタイプの学生と交流できる
総合学院テクノスカレッジという専門学校の中に「東京工学院専門学校」、「東京エアトラベル・ホテル専門学校」とありその中の東京工学院専門学校で3DCGの授業が行われています。
多数の学科がありそれぞれ系統が近い学科やコースが集められています。
CG以外の様々な学生と交流することで幅広い視点からあなたのスキルを伸ばしていくことができるでしょう。
大学コースでは4年間のカリキュラムで大卒資格も取得できます。
- 大学卒業の資格も取得したい人
- 3DCGの技術とともに社会人としてのビジネス教養も身に着けてから就職したい人
東京工学院
- 所在地 :東京都小金井市
- 3DCGの学科 : CGクリエイター科 CGクリエーターコース、大学コース
日本電子専門学校
公式サイト:日本電子専門学校
日本電子専門学校の特徴
- 映像撮影用ドローンやジンバルカメラなど様々な撮影機材を使ってVFX映像を作ることができる
- 卒業生が国内外の有名映画、アニメ、ゲーム制作に多く参加している
- テクニカルCGクリエイターになるためのスキルを学べるカリキュラムがある
日本電子専門学校は二年制のコンピュータグラフィックス科、CG映像制作科、 3年制のコンピュータグラフィックス研究科があります。
コンピュータグラフィックス科にはゲームCG専攻、アニメCG専攻の二つでそれぞれゲーム用のCG,アニメ用のCG政策を学ぶことができます。
3年制のコンピュータグラフィックス研究科では日本国内のCG専門学校では珍しくテクニカルCGクリエイターのなるための授業があります。
テクニカルCGクリエイターは通常の3DCGのスキルのみでは作ることのできない特殊な仕掛けや設定を構築したり、物理演算やエフェクトなども作ることがあります。
MELやPythonなどのプログラミング言語を使うことが多くなりますが、日本電子専門学校のコンピュータグラフィックス研究科ではそれらも学ぶことができます。
本格的なVFXを作りたい人に最適の学科だと言えるでしょう。
- 最新の撮影、制作機材を使ってCG映像制作を学びたい人
- テクニカルCGクリエイターになってより高度なVFX映像を作りたい人
日本電子専門学校
所在地 : 東京都新宿区
3DCGの学科 : コンピュータグラフィックス科 ゲームCG専攻 CGアニメ専攻(2年制)、 コンピュータグラフィックス研究科(3年制)
東京デザイナー学院
公式サイト: 東京デザイナー学院
東京デザイナー学院の特徴
- 映像業界で必要な多くの3DCGスキルを身に着けることができる
- MAYAをはじめとして様々な種類のVFXツールの使い方を学ぶことができる
東京デザイナー学院では主に映画、映像制作のための3DCGを学ぶことができます。
MAYA,NUKE,などのVFX制作、編集ソフトに加えモーションキャプチャーなどソフトウェアも撮影機材も実際に業界で使用されているものをそろえています。
モデリングに始まり映像編集、仕上げのフィニッシュワークまで映画・映像制作に必要なすべてのスキルを一貫して習得することができます。
- 映画・映像制作のCGを身に着けたい
- 最新の機材とソフトウェアの使い方を学びたい
東京デザイナー学院(映像デザイン学科)
所在地 : 東京都千代田区(お茶の水本校舎)
3DCGの学科 : 映像デザイン学科 3DCG専攻、VFX専攻
CGデザイナーという仕事がオススメな理由
3DCGの業界、CGデザイナーという職種はこれからますます発展していきます。
3DCGデザイナーの需要も増えています。
これまで3DCGの仕事といえば主には映画、ゲーム、アニメなどが多かったかと思います。
しかし近年はVR,AR,プロジェクションマッピング、メタヴァースなど実に様々なプロダクトやサービスが生み出されています。
エンターティメントの世界でも、教育やコミュニケーションといった実用的な場面でも3DCGが使われる場面は増えているのです。
それに対して3DCGができる人材は不足しているのが現状です。
これから3DCGを学んでおけば広い場面で、長く活躍できるでしょう。
CGデザイナーという仕事、3DCGの専門学校についてよくある質問
ここではCGデザイナーという仕事や、3DCGの専門学校についてのよくある疑問や質問に対して解説していきます。
3DCGデザイナーになるためにデッサン力は必要か?デッサン力はなくてもなれる?
デッサン力はあったほうがいいです。
大手の企業では就職のエントリーの際にポートフォリオの中に3DCGの作品以外に手描きのデッサン作品も入れておいてほしいというところもあります。
実際のところ、画用紙に鉛筆を使って絵を描くいわゆる「デッサン」をCGデザイナーになった後にする機会はほぼないです。
ではなぜデッサンを企業の人たちが見たがるかというと立体物をイメージする力や基本的な造形力などがあるかどうかを確認したいというのが理由です。
特にモデリングの仕事では複雑な立体構造を作っていく場面が多いのでそのためのイメージ力などが必要になってきます。
そのためデッサンがうまくできる人はイメージ力も高いので3Dのモデリングもよりよくできるだろう…という判断がなされるわけです。
3DCGの専門学校ではデッサンの授業で基礎から立体物の捉え方や表現の方法を指導してくれます。
基礎からしっかり学びたいという人はデッサンのカリキュラムもある専門学校を選びましょう。
CGデザイナーには社会人からでもなれるのか?
しっかり勉強すればなれます。
最初は別業界にいたけど転職した、という人と一緒に仕事をする機会も結構ありますがみんな大活躍してますよ。
最初に私が入社したゲーム会社にいた上司も、最初は飲食業界にいたけどCGの専門学校に通い転職したと言っていました。
3DCGデザイナーは特殊な技術が必要ではありますが企業に所属している場合は普通の会社員だとも言えます。
適切な指導を受けて学んでいき、準備すれば転職の成功率は高くなります。
就職や転職の際には自分の作品を見せるためのポートフォリオが必要になります。
その際に自分の進みたい企業にアピールできる作品を用意することも忘れないようにしましょう!
CGは全然やったことないけど専門学校の授業についていけるのか?
3DCGの専門学校ではCGデザイナーになるための基礎からしっかり指導してくれます。
3DCGは特殊な技術なので誰でも最初は初心者です。
例えば普通科の高校の授業では国語、英語、地理、歴史、公民、数学、生物、物理、化学、地学、保健体育、芸術、家庭、情報…などがあるかと思います。
このうち芸術の中の美術や、コンピューターを扱う情報の授業などあったとしても3DCGそのものが出てくる場面なんてありませんよね?
普通に学校に行って、生活している限りでは3DCGに時間を使うことはありませんので最初はみんなほぼ同時スタートです。
まぁ、部活にCG部というものがある学校もあるようですし、趣味でBlenderなどの3DCGソフトを使っている人もいるにはいます。
でも仕事でつかえるレベルのスキルを身に着けると考えた場合、それほどスタートで大きく差をつけられることもないかと思います。
CGの専門学校一つ一つしっかり学んでいけば大丈夫です。
CGデザイナーになるにはどんなソフトの使い方を学べばいいの?
現在3DCGの業界で使われているメインのソフトはMAYAです。
3dsMaxというソフトを使っている企業もありますがMAYAのほうが多数派なのでMAYAを学んでおいた方が就職では有利です。
どのCGのソフトも根本的な考え方は共通していますのでまずMAYAの使い方をマスターして、そのうえで入りたい企業を調べその企業が3dsMaxを使っているなら使い方を学べばいいと思います。
Blenderなど取り入れているところもありますし、これから徐々に増えていくことも予想されます。
しかし現在のところMAYAのほうが多いというのが現実ですのでMAYAをマスターしておくといいでしょう。
モデリングでもアニメーションでもMAYAを使うところは多いです。
このブログで紹介している専門学校ならすべてMAYAの使い方を教えてくれます。
ですのでこの中からあなたの考える条件や現在の状況を考え、それに適した専門学校を選んでいただければいいかと思います。
またMAYAに加えて、他にモデリングならZBrush、テクスチャ制作にSubstanePainterなど使えるようにしておくとより高度なモデリングができるようになるのであなたの目標に合わせて使えるツールを増やしていくといいでしょう。
CGのソフトについてはこちらの3DCGのソフトについての記事をご覧ください。
この記事で解決出来るお悩み 3DCGのソフトを使ってみたいけど、種類が多くてどれにすればいいのかわからない…。 どうやって選べばいいの? このように悩んでいる方のためにこの記事を書きました。 […]
CGの専門学校を決めたらその後はどうすればいいの?:願書の提出などについて
どのCG専門学校に進むか決めた後は願書の提出など、事務的な手続きになります。
願書提出 ➡ 選考・試験を受ける(ある場合) ➡ 結果通知 ➡ 入学手続き
専門学校ごとに多少は差があるかもしれませんが大きくは上記のような流れになります。
願書は各専門学校の学校案内の資料(パンフレット)に同封されていますので申し込む場合は確認しましょう。
この記事ではCGデザイナーになれる専門学校を紹介してきましたが、今すぐに申し込んでください!とは言いません。
むしろすぐに申し込むのはぐっとこらえて、あなたの本当にやりたいことをじっくり時間をかけて検討していただきたいと思っています。
といっても専門学校側では年度ごとの願書の提出期限や入学時期が決まっているのでそれまでには申し込んだ方がいいわけなのですが…
- 情報収集のために、複数の専門学校に資料請求する
- 各専門学校を比較検討する
あなたの将来を考えるうえで、上記の二つはお早目にやっておくことをおすすめします!
資料請求、比較検討は早めにやっておけば時間をかけてじっくりあなたの進路を考えることができます。
自分の将来に対してベストな選択をしましょう!
CGデザイナーになるために専門学校を複数検討し、自分にあった学校を選ぼう!
以上、CGデザイナーになるための専門学校のご紹介と選び方の解説をしてきました。
必ず複数の学校に資料請求して自分の目的に最適な一校を選ぶようにしましょう!
最後に今回ご紹介した12校の名前をもう一度記載しておきます。
この12校すべてに資料請求して検討してみましょう!・・・とはさすがに言いませんが、3~4校くらいは資料を取り寄せてみてみることをおすすめします!
- アミューズメントメディア総合学院
- ヒューマンアカデミー
- 代々木アニメーション学院
- テックスタジアム➡Maya、モデリング、アニメーションを学べるオンラインスクール
- デジタルハリウッド
- バンタンゲームアカデミー
- 東京コミュニケーションアート専門学校
- 日本工学院
- HAL東京
- 東京工学院
- 日本電子専門学校
- 東京デザイナー学院
自分に適した専門学校や学びの場というものは、自分がどんなことをしたいか明確にし、情報収集を多めに行うことではっきりと見えてくるものです。
自己分析と各専門学校の資料請求、比較検討をしっかり行い、あなたの夢をつかみましょう!